開催日 | 2016年11月9日 |
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場所 | 浜松商業高校 |
3年生に講座を実施しました。
最近世間を騒がせている労災事件(有名企業の長時間労働、上司のパワハラ、うつ病、自殺の事件)に生徒の皆さんは関心を持つと同時に、社会に出て自分が同じ立場になってしまったらどうしよう?という心配が高まっている中でのワークルール基礎講座でした。
労働法は将来自分の身を守るための知識になる一方で、権利ばかり主張しては会社に馴染めないし、上司からは認めてもらえない、という現実を伝えました。
まずは一生懸命働いて、周りやお客様の役に立てるよう努力をすることが大事です。
生徒さん達の権利意識を高めるのみではなく、労使が友好的かつ発展的な関係が保てるよう、社会に出ていく生徒さん達に心構えを伝えました。
ただし、生徒さん達自身の人間としての尊厳を否定し、心と体の健康を壊してしまうような会社だったら、そのときは辞めてよい、辞めることは逃げるのではなく、先に進むという意味です、というメッセージも伝えました。
これから社会に出ていく生徒さん達が早く仕事を楽しいと思えるようになることをお祈りします。
講師:鈴木麻祐子